人材派遣の面接で強みをアピールする時のコツは？

2月 20 2017 2月 20, 2017 4月 22, 2019

強みは具体的な内容で伝えるのがベストです

自分の強みをアピールするときには、同じように弱みをどのようにカバーできているのか、を十分に伝える必要があります。

自分の強みをアピールするのは、なかなか照れくさいものがあったり、だからといってマイナス面ばかりを言っていると、面接においてマイナスになってしまうかもしれないなどさまざまなことを考えてしまうでしょう。

人材派遣の面接では、強みはもちろん弱みを聞かれることもとても多いです。強みはまだしも、弱みを言ってしまうと、面接において不利になるのではないかと思われるかもしれませんが、実はそんなことはありません。

人材派遣会社においては強み、弱みを答えさせる理由は、その人がどういった人間なのか、仕事においてどのようにコミュニケーションをとることができるのか、といったことをチェックしているのです。その人の人柄を知りたがっているのですから、面接において強みを言う場合には、明るい、努力家といったような漠然とした答えを言うのではなく、もっと具体的な例などを挙げてみるとよいかもしれません。

たとえば「初対面の人とも楽しく会話することができ、その場になじむことができる明るい性格です」といったような具合にです。

強みと仕事を結びつけましょう

自分の強みをどのように仕事に生かすことができるのか、ということもしっかりとアピールするのを忘れないでください。

人材派遣会社では、その派遣会社であなたが働くわけではありません。そこに一度登録するだけであって、実際に働くのは派遣された企業です。

つまりその企業先に派遣することによってどのようなメリットを得られるのか、ということを重要視しているのです。強みや弱みを言わせることによって、どのような人なのかをチェックしています。

面接において強みを聞かれた場合に「積極的である」「優しい人格である」といったことを述べても、それは強みをアピールしているわけではなく、自分のよい部分を並べているだけです。自分を採用することでどのようなメリットがあるのか、ということを伝えなければ意味がありません。

たとえば真面目であれば「真面目であるがゆえにどのような仕事も真摯に向き合い、最後までやり遂げます」など自分を採用することによって仕事がどのように進み、企業側にどのような信頼を得ることができるのかを必ず伝えるようにしてください。

人間的に軽蔑される内容にならないように注意しましょう

強みではなく弱みを聞かれることもあります。弱みを聞かれるとつい隠してしまったり、自分をよく見せようとしてしまうものです。

しかしそういったことがマイナスの印象を与えることにしかなりません。面接官はその人の誠実さ、自分の弱みをどれだけ真正面から受け止めているのか、などに注目しています。

そのためマイナス面も包み隠さず答えることは大切ですが、人間的に軽蔑されるような内容は良くありません。たとえば時間にルーズで、人との約束を守ることができない。

このようなマイナス面は、明らかに社会人としても人間としても最悪です。場合によっては、企業にとって大きな損害を与える人物となってしまう可能性があるからです。

そういったことを考えると、明らかに社会人として常識から外れているようなマイナス面は言わないようにしてください。人間的に軽蔑されるような内容を受け止め、それでも尚採用したい！そう思う企業はおそらくどこにもありません。

弱みはマイナスではなく面接の武器になります

弱みはマイナスな要素だと思われがちですが、実は面接において非常に大きなプラスになることがあります。弱みを強みに変えるには、弱みを受け止め、強みに変えようと努力していることをアピールすることが重要です。

たとえば決断力が欠けていると思うのであれば「自分は慎重な性格であり、判断をするのにある程度の時間がかかってしまうので、何かをするときにはすべて時間を前倒しにしたり、できるだけ判断を素早くできるよう努力しています」といったことがおすすめです。面接においてよいことを言う時も悪いこと言う時も、はっきりとわかりやすく話すようにしてください。

とくに弱みを伝える時に言い訳がましくなったり、遠回しに隠そうとしてしまうことがあるでしょう。しかしそのような話し方をしてしまうと、相手を苛立たせてしまったり、あなた自身の印象を非常に悪くしてしまいますので、弱みを話す時にも、胸を張って堂々と簡潔に話すようにしてください

（まとめ）人材派遣の面接で強みをアピールする時のコツは？

1.強みは具体的な内容で伝えるのがベストです
面接で自分の強みを伝える時には、漠然とした内容ではいけません。

漠然とした内容ではなく、より細かい部分まで詳しく伝えるようにすると、面接官もあなたと仕事をする時のことを想像しやすくなります。

2.強みと仕事を結びつけましょう
自分の強みをアピールする時には、自分の強みが仕事においてどのようにメリットになるのか、自分が働くことで派遣先の企業にどのようなプラスになるのか、ということを詳しく伝えるようにしてみてください。

3.人間的に軽蔑される内容にならないように注意しましょう
強みだけでなく誰しもが弱みを持っていますので、そのマイナスな面を正直に伝えるのはよいことです。

しかしマイナスな面にも限度があり人間性を疑われるような内容では、採用されることはまずありません。

4.弱みはマイナスではなく面接の武器になります
弱みは、マイナスなイメージを与えることに違いありません。

しかしマイナスなイメージすら面接においてプラスの要素へと変えることができます。マイナスはプラスの裏返しであり、武器として使うことができます。